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撮影ロケーションのご紹介「花畑記念庭園」

結婚式の前撮りで人気を集めているのが、四季折々の自然と歴史的な趣を感じられる日本庭園でのロケーションフォト。その中でも、東京都足立区にある「花畑記念庭園(はなはたきねんていえん)」は、和装前撮りに理想的な環境が揃った隠れた名スポットです。

四季折々の風景に包まれる、風情あふれる日本庭園

花畑記念庭園は、昭和59年(1984年)に足立区制50周年を記念して整備された、本格的な池泉回遊式の日本庭園です。広さは約9,400㎡にも及び、池や滝、小川、築山、石橋、灯籠などがバランスよく配置され、まるで絵画のような風景が広がっています。

春は満開の桜、夏は新緑、秋には色鮮やかな紅葉、冬には凛とした静寂の景観——。どの季節でも、和装にぴったりな情緒ある背景を写真に収めることができます。


ロケ地としての魅力ポイント

1. 絵巻のような構図が撮れる「池泉回遊式庭園」

花畑記念庭園の最大の魅力は、池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)という、日本庭園の伝統的な様式に基づいた造り。池を中心に、築山や滝、小川、石橋、四阿(あずまや)などが巧みに配置されており、園内を歩くごとに視界が変化し、まるで物語が進むかのような撮影が可能です。

特に人気の構図は、池の水面に映る花嫁姿や、滝の音を背景にした背中合わせのカット。新郎新婦が手を取り合って歩く様子を、築山の上から遠景で捉えると、まるで絵巻物の一場面のように映えます。

この回遊式の構造は、ポージングにバリエーションを持たせやすく、撮影が単調になりません。前撮りだけでなく、フォトウエディングにも最適です。

2. 和装の格式を引き立てる「石垣と堀の景観」

花畑記念庭園のもう一つの大きな特徴が、庭園の外周を取り囲む石垣と堀の存在です。これは都市公園の日本庭園では非常に珍しく、どこか城郭を思わせるような厳かな雰囲気を醸し出しています。

白無垢や色打掛といった格式高い和装と、重厚な石垣との対比は、写真に荘厳な美しさをもたらします。特に、堀の向こうに立つ新郎新婦のショットは、まるで時代劇のワンシーンのよう。普段の生活では味わえない「和の非日常」を演出できる、貴重なロケーションです。

3. 撮影の幅が広がる「桜花亭」内の和室・茶室

庭園内に併設された「桜花亭」は、撮影の際に非常に心強い施設です。木のぬくもりを感じられる和室、畳敷きの茶室、落ち着いた洋室など、インドアでの撮影スポットとしても優秀。

たとえば、襖や障子越しのカット、座っての撮影、茶室での正座ポーズなど、フォーマルなカットから少し崩したカジュアルな表情まで撮ることができます。また、天候の悪い日でも安心して撮影ができるため、スケジュールの調整がしやすいのも大きなメリット。

撮影の合間の着替えや休憩スペースとしても利用可能で、ゲストが同行する場合にも快適に過ごせます。

4. 季節によって表情が変わる「自然の舞台装置」

桜や紅葉をはじめ、季節の草花が庭園全体を彩ります。どの季節でも、自然が「背景」ではなく「主役の引き立て役」として活躍してくれるため、和装の魅力を存分に引き出すことができます。


花畑記念庭園は、都内で本格的な和の風情を感じながら、静かに撮影に集中できる貴重なロケーション。自然と調和した庭園美と、風情ある建築とのコントラストが、和装前撮りをより印象深いものにしてくれます。

和の美しさを写真に残したい方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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