和装の前撮りに合う髪型を長さや顔型別に紹介!
2025.08.05

結婚式の前撮りにおいて、衣装選びと同様に大切なのが「髪型」です。
特に和装では衣装や雰囲気に合った髪型を選ぶことで、全体のバランスが整い、華やかな一枚に仕上がります。
本記事では和装の前撮りをするにあたっておさえておきたい髪型の例を、ロング・ミディアム・ボブ・ショートなどの長さ別にご紹介します。
目次
【ロング編】和装の前撮りに合う髪型4選
文金高島田

和装の王道といっても過言ではない「文金高島田(ぶんきんたかしまだ)」は、伝統的な衣装の良さを最大限活かしたい方におすすめです。
結い上げた髪にかんざしや櫛をあしらい、白無垢や色打掛の色合いと合わせましょう。
ロングの方は自分の髪を活かせる一方、ウィッグを使うことでショートやボブの方でも対応可能です。
編み込みアップスタイル

毛量のあるロングヘアならば、その長さを活かしたアップスタイルはいかがでしょうか。
単なるアップだとシンプルになりすぎるため、編み込みを入れておしゃれな印象に仕上げましょう。
サイドやトップから編み込んでボリュームを出すことで、大きめの花飾りやパールアクセサリーの良さが一層引き立ちます。
ゆるふわシニヨン

長い髪を活かしてゆるやかな印象に仕上がるシニョンスタイルは、ナチュラルで優しい雰囲気の方におすすめです。
白無垢や色打掛の凜とした印象を和らげ、二人の笑顔を一層引き立てられるでしょう。
顔の周りにボリュームが出るため、面長さんやフェイスラインが気になる方にもおすすめです。
近代版日本髪

文金高島田のような伝統的な日本髪にハードルの高さを感じる方も、近代風にアレンジしたスタイルであれば挑戦しやすいのではないでしょうか。
丸みを帯びたシルエットや毛流れの工夫によって、きっちりしすぎない仕上がりでありながら和の趣を残せます。
大ぶりの花を使って華やかに仕上げるも良し、「カラー」などの花を使ってスタイリッシュに仕上げるも良し、希望の印象に合わせやすい点も魅力的です。
【ミディアム編】和装の前撮りに合う髪型5選
低めのシニヨン

ミディアムヘアでもしっかりとまとめ髪ができるとして人気の低めシニョン。
上品で落ち着いた雰囲気に仕上がるため、色打掛など華やかな衣装と合わせてもすっきりとして見える点が魅力的です。
かっちりと固めて伝統的なイメージに近づけても良し、おくれ毛を出して柔らかい印象に仕上げても良し、こちらも希望に合わせて調整が可能です。
サイドアップ

髪を片側にまとめてサイドに流すスタイルであり、フェイスラインをカバーしたり、顔周りをスッキリと見せたりする効果が期待できます。
顔の形に合わせて分け目を工夫することにより、気になる点を補いつつ、より自分に合うスタイルに仕上がるでしょう。
ギブソンタック

低めに髪をまとめ、先端を内側に折り込むようにしてできるギブソンタック。
和装での撮影において王道ともいえるスタイルであり、ストレートに仕上げることで凜とした印象になったり、髪をゆるやかに巻くことで柔らかい仕上がりになったりと調整が可能です。
髪を折り込んだ部分には小さな花やパールピンをあしらい、和装の華やかさに負けないスタイルを作りましょう。
ハーフアップ

髪の上半分だけをアレンジするハーフアップは、和装姿に軽やかさを添えてくれるスタイルです。
リボンや小さめの生花を添えることで、より可愛らしい印象に仕上がるでしょう。
ナチュラルで親しみやすい雰囲気になるため、格式高い印象が苦手な方にもおすすめです。
ゆるふわウェーブ

全体にゆるくウェーブをかけ、ナチュラルな動きをもたせたダウンスタイルです。
和装といえばアップスタイルをイメージする方も多いですが、カジュアルな印象に仕上げたいときや、明るい屋外で写真を撮るロケーション撮影であれば、ダウンスタイルの自然な印象が際立つでしょう。
【ボブ編】和装の前撮りに合う髪型
内巻きボブ

髪が短くアレンジができないと思われがちなショートやボブですが、毛先を内巻きにするだけでも和装の印象とピッタリ合うようになります。
顔周りを包み込むような形になるため、フェイスラインを自然にカバーできるほか、飾り過ぎずナチュラルな印象に仕上がるでしょう。
外ハネボブ

内巻きとは反対に毛先を外に跳ねさせる外ハネボブは、フレッシュで元気な印象を演出してくれます。
和装の華やかな柄に合わせ、リボンやちりめんでできた明るいカラーのアクセサリーを取り入れることで、キュートな印象に仕上がるでしょう。
色打掛の柄を重視して衣装を選んだ方や、身内から引き継いだ衣装の良さを底上げしたい方にもおすすめです。
ウェーブボブ

全体にゆるやかなウェーブをあしらったボブスタイルは、優しさやあたたかさを演出したい方におすすめです。
結婚式本番は伝統的なスタイルで臨む方も、前撮りならば自然でナチュラルなスタイルに挑戦しやすいでしょう。
特に自然光の中で撮影する際は、日光の明るさも相まって素敵な一枚になるはずです。
ハーフアップボブ

アップスタイルが難しい短めボブの方でも、ハーフアップであれば簡単にスッキリとしたスタイルが叶います。
顔周りがすっきりするだけでなく、下ろした髪を軽く巻き、動きのある髪型に仕上げても良いでしょう。
大きめのピアスなど、アクセサリー次第で大人っぽくも可愛らしくもなる万能なスタイルです。
編み込みアレンジ

前髪やサイドの髪を編み込んで軽くまとめると、ボブスタイルでもすっきりとした印象に仕上がり、写真映えしやすくなります。
編み込んだ部分に大きめの花飾りをプラスし、左右のバランスを意識してみても良いでしょう。
髪が短い方でも髪型に和の雰囲気を加えられるため、こちらも多くの方に人気のスタイルといえます。
タイトなストレートボブ

顔立ちをくっきりと見せたい場合や、白無垢など伝統的な衣装の良さを強調したい場合は、タイトなストレートボブに挑戦してみましょう。
シンプルでありながら凜とした雰囲気になり、伝統的な印象に仕上がります。
髪に金箔を塗ったり、水引をプラスしたりすると、おしゃれさと格式高さのコラボレーションが楽しめます。
【ショート編】和装の前撮りに合う髪型
パーマ風ウェーブ

ショートヘアにパーマ風のウェーブをプラスすることで、顔周りにボリュームがプラスされ、柔らかな印象に仕上がります。
髪が短くても動きを持たせられるため、写真映えのする一枚に仕上がるでしょう。
外ハネスタイル

ボブの外ハネスタイル同様、ショートヘアであっても明るく元気な印象に仕上がります。
髪が短い場合は毛先をほんの少しだけ跳ねさせることで、和の伝統的な雰囲気に遊び心を加えられるでしょう。
タイトヘア

ヘアオイルやワックスなどでぴったりとまとめたタイトヘアは、引き袖や黒引きなどのシックな装いと相性ばっちりです。
都会的でモダンな印象に近づけるため、華やかさだけでなく、個性的な一枚を撮影したい方にもおすすめです。
アップ風アレンジ

全ての髪を一つにまとめることは難しくても、サイドをねじり上げたり編み込んだりすることでアップ風のアレンジになります。
トップにボリュームを持たせたい方や、顔周りをすっきりと見せたい方におすすめであり、ヘアアクセサリーの良さも際立つでしょう。
ハーフアップ

ショートヘアでも上の髪を軽くまとめるハーフアップができる場合があります。
髪を下ろす場合に比べて清潔感がアップするため、白無垢など伝統的な雰囲気のある衣装と合いやすいでしょう。
小さな花のアクセサリーや組紐などを組み合わせることで、和の雰囲気を強調できます。
【Q&A】和装の前撮りに合う髪型に関する質問
続いて、和装の前撮りに合う髪型について、いただくことの多いご質問に回答します。
前髪ありと前髪なしどっちが良い?
前髪の有無はどちらが正解と決まっているわけではありませんが、顔の形や衣装とのバランスによって合う前髪が異なります。
重たい印象を避けたい方は前髪なしを、可愛らしく若々しい印象に仕上げたい方は前髪ありを選ぶなど、本人やパートナーの希望を最大限取り入れると良いでしょう。
もちろん、客観的に見て似合う方を決めたいという方は、行きつけの美容師さんに相談することもおすすめです。
さまざまな印象での撮影に挑戦したい方は、複数の髪型で前撮りを行うことも良いでしょう。
その分手間や時間がかかりますが、一生に一度の思い出として後悔のない前撮りになるはずです。
自分の顔に合う髪型がわかりません
自分の印象や顔立ちに合う髪型が分からず困ってしまう方も少なくありません。
以下に挙げた髪型の例を参考に、ヘアカタログやSNSのヘアスタイルを見ながら心躍る髪型を選びましょう。
面長さんの場合、以下のように顔の縦幅をカバーし、柔らかい印象になるものがおすすめです。
・ゆるふわシニヨン
・編み込みアップ+流し前髪
・サイドアップアレンジ
・低めのポニーテール
・ハーフアップ+後れ毛
顔の丸みが気になる丸顔さんは、顔の横幅を引き締め、縦ラインを強調するようなシルエットがおすすめです。
・トップにボリュームのあるスタイル
・低めのシニヨン
・ポニーテール+編み込み
・ダウンスタイル+流し前髪
・ハーフアップボブ
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プランに応じてさまざまな仲から衣装やロケ地を選べるため、お二人の希望を最大限叶える自由度の高い前撮りが叶うでしょう。
まとめ
和装の前撮りは、髪型によって印象が大きく左右されます。
髪の長さや顔の形に合ったスタイルを選び、衣装とのバランスが整った一枚を撮影しましょう。
今回ご紹介した髪型を参考に、自分らしさ・二人らしさが最大限感じられる前撮りを叶えてみてはいかがでしょうか。